ウマ娘プリティダービーにおける、中〜上級者向けの短距離差し運用エアグルーヴの育成法を紹介します。

育成前の準備

短距離適性をAにする

エアグルーヴは元々の適性がCなので、赤因子でAまで上げる必要があります。

短距離因子が合計で5あればAにすることができるので、持っていない場合はフレンドからレンタルするのがおすすめです。

また、出走するレースにマイルもあるので、できればAにしたいところですが無理に上げる必要はありません。


継承する因子

エアグルーヴは、目標レースにマイルと中距離のレースが多いので、パワースタミナの因子を継承しましょう。

特にスタミナが少ないと中距離レースで負けてしまうので、注意が必要です。


サポートカード編成

サポートカードの編成は、スピード3賢さ3がおすすめです。賢さの枠を一つ外して友人かパワーを1枚入れるのも良いかと思います。

パワーのサポートカードを編成していない理由は、パワーの成長率が20%あるのでスピード練習でもある程度ステータスを上げることができるからです。

また、短距離適性のウマ娘のほとんどが逃げ、先行適性なので、マーベラスサンデーの持つ速度を下げるデバフスキルを取得するために編成しました。


練習での立ち回り

ジュニア期 阪神JF

スピードを中心に練習する

短距離はスピード勝負なので、序盤はスピードを中心に練習しましょう。最低でもトレーニングレベルが2あれば良いでしょう。

トレーニングレベルは4回練習すると1上がり、最大で5まで上昇します。高ければ高いほどステータスの上昇値も上がるので、最優先で上げる必要があります。

また、目標レースである阪神JFは、マイルのレースなのでパワー練習も適度に挟んでおくとベストです。

エアグルーヴは差しと先行が適性ですが、そのままレースに出走するとスタミナとパワーを必要以上に要求されて負けてしまうので、今回は逃げで出走します。

そのため賢さもある程度練習する必要があります。賢さが低すぎると出遅れたり、掛かり状態になってしまう場合があるので注意しましょう。


絆ゲージを上げる

絆ゲージを上げることで、友情トレーニングが発生しやすくなります。練習効率のことも考えて、3人以上集まっている練習があれば優先的に上げましょう。

ただし、トレーニングレベルを上げる方が優先度が高いので、仮に根性に3人集まっていたとしても、スピードに2人いる場合などは後者を選択しましょう。


やる気は好調以上を保つ

やる気が低いとステータスの上昇値が減ったり、レースでの勝敗に影響するので、なるべく好調以上を保ちましょう。

序盤でやる気を上げる場合は、イベントに期待するか、どの練習にも2人以下しかいない場合であればお出かけでやる気を上げておくのが良いです。

この編成の場合だと、キタサンブラックやエイシンフラッシュはやる気アップイベントが多いので、安定して立ち回ることができます。


クラシック期 オークス

スタミナ、賢さ練習も行う

オークスは中距離のG1レースなので、スタミナが低いと確実に負けてしまいます。因子継承分も含め最低でもD〜(300〜)を目標に上げましょう。

もし勝てない場合は、5着以内であれば目標達成できるので、別のレースに出走してファン数を上げておきましょう。合宿前に40000人程度いればベストです。


絆ゲージをオレンジまで上げる

絆ゲージがある程度上がってくると、オレンジ色に変化します。この状態でサポートカードと同じタイプの練習に現れると、友情トレーニングが発生することがあります。

友情トレーニングでは通常のトレーニングよりもステータスの上昇値が増え、これが重なると友情タッグが発生し、さらに上昇値が増えます。

初期絆ゲージアップがあったり得意率の高いカードは、優先的に絆ゲージを上げて合宿前にオレンジにしておきましょう。


クラシック期 夏合宿

不足しているステータスを上げる


夏合宿では、全てのトレーニングレベルが最大になります。わずか4ターンしかないので、ここで不足しているステータスを必ず上げるようにしましょう。

絆ゲージが上がり切っていて友情トレーニングが発生した場合は、そちらを優先しても良いです。


シニア期 大阪杯

ファン数と会長の絆ゲージを上げる

ウマ娘には固有スキルがあり、レベルを上げるためには一定のファン数が必要になります。

2月前半までに6万人以上、4月前半までに7万人+理事長の絆ゲージが以上、12月後半までに12万人以上にするとレベルを上げることができます。

理事長の絆ゲージは練習に現れたり、追加練習を行った際に上げることができるので、クラシック期が終わる頃までに必ず緑ゲージ以上にしておきましょう。

エアグルーヴはマイルと中距離のレースが多いですが、勝利できずにファン数が稼げていない場合はG2のレースや、短距離のG1レースに出走して調整するという戦法もありです。


シニア期 宝塚記念

トレーニングレベルを上げる

スピードのトレーニングレベルをとにかく上げましょう。友情トレーニングも忘れずに練習しておけば4〜5まで到達しているはずです。

この時点でスピードのステータスがA〜(800〜)程度あればカンスト付近まで狙えるでしょう。


レース直前の練習は必ず体力回復

エアグルーヴは、夏合宿中である8月の後半に目標レースと重なるターンがあるため、3ターンしか練習を行うことができません。

そのため、確実に夏合宿でステータスを上げるために、宝塚記念の直前の練習は必ず体力回復を行うようにしましょう。


シニア期 夏合宿URAファイナルズ決勝

ひたすら友情トレーニングをする

練習ターンも残りわずかしかないので、友情トレーニングをひたすら行いましょう。

ただし、練習に一人しかいない状態で友情トレーニングが発生した場合はスルーをして、友情タッグを狙いに行きましょう。これが出来ればステータスの上昇値に大きく差が出ます。


ステータスはこの通りです。スピードがカンストできなかったところが少し惜しい点ですが、良い育成ができたと思っています。

なぜ短距離運用なのか?

現状、短距離適性のウマ娘は他の脚質よりも限られています。

その中でもエアグルーヴは、固有スキルの発動のしやすさ、育成のしやすさなどの理由から競技場でも使用率の高いキャラになっています。

ただし、赤因子で適性を上げなければならないという点が非常にハードルが高いため、中〜上級者向けの育成とさせていただきました。